「フォトコンテスト」は賭博であるのか?
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最初に申し上げておきますが、私はこれまで一度もフォトコンテストで優勝したことはありません。さほど多くのコンテストに応募したこともないのですが、応募したコンテストの大半は、自腹を切って参加しました。
正直なところ、自分のお金で参加したことを若干腹立たしく思っています。もちろん、自分が優勝すべきだったなどとは思っていません。最終優勝者たちの写真は、実に素晴らしいもので、当然の結果だと思います。ただ何か、うまく騙されたような気がしたのです。というのも、お金だけ払って何も見返りがなかったからです。それでちょっと腹立たしく、失った(わずかばかりの)お金を悔やんでいるのです。
ある意味では、この記事を書くことで、コンテストへの腹立ちを発散しているともいえますが、しかし、そのようなネガティブな考えを思い巡らし分析するうちに、自分の腹立ちにおさまるように捉えるようになりました。つまり、フォトコンテストは所詮「賭博」なのだ、と捉えるようになったのです。
フォトコンテストでは、参加費を払い、写真を出品し、その後まもなく入賞したかどうかが知らされます。賭博の一種である「宝くじ」はどうでしょうか。お金を払い、何らかの番号を引き、結果発表を待ちますよね。また、宝くじでは、何度でも数字を引くことができるように、フォトコンテストでも、好きな数だけ応募写真を選ぶことができます。
フォトコンテストにて、写真の選択を誤った場合はどうなるでしょうか。そのコンテストの審査員たちは、あなたが撮った別の写真ならば気に入ったかもしれませんが、あなたとしては審査員がどれを気に入るか分かりようがないのですから、仕方ありませんよね。これはちょうど、宝くじでどの番号が当選番号として選ばれるか全く知りようがないのと同じなのです。
では、フォトコンテストに欠けている対象は何でしょうか?それは、反応/手応えです。あなたの写真が選ばれなかった理由や、不十分とみなされた理由を説明するフィードバックをもらえるなら、少しは納得できますよね。少なくともそのことで、参加費を払った価値はあったと思えるものです。
しかし、参加者全員に対してフィードバックを返すには、主催者側や審査員たちの多大な努力が必要となることはわかります。特に、コンテストによっては何千点もの出品があるわけですから。
それでも私としては、もし審査員がその気になって取り組めば、我々参加者たちにとって何らかの役に立つのです。そうでなければ、何のためにお金を払って参加するのでしょう?フォトコンテストがギャンブルや宝くじに類似しているという理由はこの点なのです。
カジノでお金を払って何も見返りがなければがっかりするのは当然ですよね。勝つかもしれないチャンスに対してお金を払ったのですから。たしかに、カジノに行けば、何か別のものを手に入れられるとおっしゃる人もいるかもしれません。少なくともカジノでは、ゲームをすること自体の楽しさが経験できます。
他方、アーティストとしての実力を確かるために、お金を払ってフォトコンテストに応募することは、何のメリットもないということになります。
このように考えるうちに、フォトコンテスト(少なくとも参加費有料のもの)は、完全にお金の無駄であり、カジノや宝くじと同じだ、と私は考えるようになりました。ギャンブルがお好きな方なら、おそらくフォトコンテストも楽しめるかもしれませんね(勝率はおそらくずっと悪いでしょうが)。